濃さ(濃度)

一般小学生

まとめ

【定義】
溶液全体の質量に対する、そこに溶けている溶質の質量の割合。一般に質量パーセント濃度(%)などで表される。

まとめ

溶媒に溶質が溶けることで溶液となり、その割合を「濃さ」として数値化する。溶液の質量は溶媒と溶質の質量の和となるが、体積は単純な和よりも小さくなる性質があり、濃度と密度の変化を捉えることが計算において重要である。

解説

溶媒(溶かす液体)に溶質(溶ける物質)が溶けてできた混合物を溶液と呼び、その濃さを表す指標として「質量パーセント濃度」が用いられる。計算式は「(溶質の質量÷溶液の質量)×100」であり、分母の溶液の質量は「溶媒の質量+溶質の質量」で求められる。物質を溶かした際、全体の質量は保存されるが、体積は粒子同士の隙間に入り込むなどの理由で単純な合計よりも減少する。このため、濃度が高まると一般的に密度(単位体積あたりの質量)は大きくなる傾向にある。例えば、100立方センチメートルの水(100g)に10gの食塩を溶かすと、濃度は約9%、密度は約1.07g/cm³となる。20gを溶かした場合は、濃度は約17%、密度は約1.12g/cm³へと上昇する。ただし、アルコールなどの物質では、濃度が高まるほど逆に密度が小さくなる性質を持つため注意が必要である。溶解度は温度によって変化し、固体の多くは温度が上がると溶ける量が増えるが、気体は逆に減少する。混合や希釈の計算では、操作の前後で溶質の質量が不変であることに着目して立式するのが基本である。

小学生のみなさんへ

水などの液体の中に、何かがどれくらいとけているかを表したものが「こさ」です。たとえば、食塩水であれば、水全体の重さの中に、食塩がどれくらい入っているかを数字(%)で表します。温度によってとける量が変わることや、水をたしてうすめたときの計算、ちがうこさの液をまぜたときの計算などを学習します。とけているものの重さがどれくらいあるかを考えるのが、正解をだすためのコツです。

記事の内容に誤りがありますか?

⚠️ 修正を提案する