まとめ
【定義】
地上1.2~1.5mの高さにおいて測定される大気の温度。太陽放射によって加熱された地表面の熱が、伝導や対流、放射によって空気に伝わることで変化し、大気や水の循環を駆動するエネルギー循環の重要な指標となる。
まとめ
解説
地球上の気象現象は、太陽から届く熱エネルギーが根源となっている。太陽光が直接空気を暖める割合は少なく、まず地面が暖められ(地温の上昇)、その地面からの熱が空気に伝わることで気温が上昇する。
1. 日変化とタイムラグ:1日のうちで日射量が最大になるのは正午付近だが、地温のピークはそれより遅れ、さらに気温のピークは午後2時(14時)ごろにずれ込む。これは熱の伝達に時間を要するためである。同様に、1年間の季節変化においても、夏至の時期より遅れて8月ごろに気温が最高となる。
2. 湿度との関係:晴天時、気温が上昇すると空気が蓄えられる水蒸気容量(飽和水蒸気量)が増大するため、水蒸気量自体に大きな変化がなければ相対湿度は低下する。このため、気温と湿度は1日を通して逆相関の推移をたどる。
3. 観測の基準:正確な気象観測のため、気温は日光を遮った風通しの良い地上1.2~1.5mの高さで測定される。また、雲量による天気区分(雲量0~1:快晴、2~8:晴れ、9~10:くもり)や、0~12の13段階で定められた風力階級など、統一された基準に基づいて観測が行われている。
小学生のみなさんへ
気温(きおん)とは、空気の温度のことです。気温をはかるときは、地面の熱を直接うけないように、地面から1.2メートルから1.5メートルの高さではかる決まりになっています。太陽の光はまず地面をあたため、そのあとに地面の熱が空気をあたためます。そのため、太陽が一番高くなるお昼の12時よりも少しあとの、午後2時ごろに気温が一番高くなります。晴れた日は、気温が上がるとしつ度が下がるという特ちょうもあります。また、空にある雲の量によって「快晴(かいせい)」「晴れ」「くもり」という天気の名前を決めたり、風の強さを数字で表したりして、世界中で同じルールで観察しています。
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