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冠位十二階

冠位十二階

出典: Wikipedia
一般小学生

まとめ

小学生のみなさんへ

聖徳太子しょうとくたいしが603年に作った、役人のランクを決める決まりです。それまでは、お父さんやおじいさんの身分によって、子供の仕事や位が決まってしまう「世襲せしゅう」という仕組みでした。

しかし、この冠位十二階かんいじゅうにかいでは、家柄に関係なく、仕事ができる人や、国のために頑張った人が高い位につけるようになりました。これは、日本で初めて「実力」で役人を選ぶようにした、とても画期的な改革だったのです。

この位は12段階に分かれていて、それぞれ色の違う冠(かんむり)をかぶることで、だれがどの位なのか一目でわかるようになっていました。これにより、天皇を中心としたしっかりとした国づくりが進められました。

ルラスタコラム

冠の色は、一番高い位が「紫むらさき」でした。当時の中国(隋)でも紫はとても貴い色とされていたため、それに合わせたといわれています。小野妹子などの遣隋使も、この冠をかぶって中国の皇帝こうていに会いに行きました。

テストでの問われ方・理解度チェック

【基礎】 冠位十二階を制定した人物と、その目的を簡潔に答えなさい。
聖徳太子(厩戸王)。目的は、家柄にとらわれず才能や功績のある人物を役人として登用し、天皇を中心とした中央集権体制を確立すること。
【応用】 冠位十二階が、それまでの「氏姓制度」と大きく異なる点はどこか。
氏姓制度が家柄に基づいて地位を世襲する制度であったのに対し、冠位十二階は個人の才能や功績を重視し、位が一代限り(世襲されない)であった点。
【実践】 冠位十二階の名称に用いられた、儒教の考え方に基づく6つの徳目をすべて答えなさい。
徳(とく)・仁(じん)・義(ぎ)・礼(れい)・智(ち)・信(しん)。これらを大小に分けて12段階とした。

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