一般小学生
まとめ
【定義】
物質(主に固体)内において、熱が温度の高い方から低い方へと順次に移動する現象。
まとめ
熱は常に高温から低温へと移動し、固体では「伝導」、液体・気体では「対流」、媒質のない空間では「放射」によって伝播する。物質の密度や種類、物体の色などの性質によって、熱の伝わりやすさや吸収率は変化する。
解説
熱の移動には、大きく分けて伝導、対流、放射の3つの形態がある。伝導は固体などの物質内部を熱が順に伝わる現象であり、物質そのものが移動することなく、高温部のエネルギーが隣接する部分へと順次受け渡される。これに対し、液体や気体が循環することで熱が運ばれる現象を対流、宇宙空間のような真空を隔てて電磁波(赤外線など)によって熱が伝わる現象を放射(輻射)と呼ぶ。真空においては物質の振動や移動を伴う伝導や対流は起こり得ないため、放射のみが熱の伝播手段となる。金属は一般に熱伝導率が高く、銀、銅、アルミニウム、鉄のように種類によって伝わりやすさの順序がある。また、物体の密度や材質に加え、色の濃い物体ほど放射熱を吸収しやすいといった性質が、物質のあたたまり方に影響を与える。
小学生のみなさんへ
「伝導(でんどう)」とは、熱が物の中を、温度の高いところから低いところへと順番に伝わっていくことです。例えば、熱いお湯にスプーンを入れると、お湯につかっていない手で持っているところまで熱くなりますよね。これが伝導です。固体(かたい物)は主にこの伝導で温まります。熱の伝わり方には、ほかにも液体や気体が動いて伝わる「対流(たいりゅう)」や、太陽の熱のように直接伝わる「放射(ほうしゃ)」があります。熱は、温度の差がなくなるまで伝わり続けます。
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