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ジュール(J)

一般小学生

まとめ

ジュール(J)
エネルギー、仕事、熱量を表す国際単位系(SI)の単位で、1ニュートンの力が物体をその方向に1メートル動かすときの仕事量

解説

ジュール(記号: J)は、物理学におけるエネルギーの大きさを測るための世界共通の単位です。イギリスの物理学者ジェームズ・プレスコット・ジュールにちなんで名付けられました。かつては熱量に「カロリー」、仕事に「重量キログラムメートル」など異なる単位が使われていましたが、現在はこれらを「ジュール」という一つの単位で統一して扱うことができます。

電気の分野では、1ワット(W)の電力を1秒間使用したときの電力量が1ジュールに相当します。このように、力学・熱学・電気学という異なる領域のエネルギーを同じ尺度で比較できる点が、ジュールの最大の利点です。

エネルギーの種類 定義・例 単位の換算
仕事 1Nの力で物体を1m動かす 1 J = 1 N・m
熱量 物体を温めるエネルギー 1 cal ≈ 4.186 J
電力量 1Wの電力を1秒間使う 1 J = 1 W・s
コラム

エネルギー保存の法則において、ジュールは非常に重要な役割を果たします。例えば、ふりこの運動では、特定の地点における「位置エネルギー」と「運動エネルギー」の合計(力学的エネルギー)は常に一定に保たれます。計算例として、合計が100Jであれば、位置エネルギーが減少した分だけ運動エネルギーが増加し、その和は常に100Jとなります。

また、熱量の計算では「100gの水の温度を1℃上げるのに必要な熱量」は約100カロリーですが、これをジュールに換算すると約419Jになります。複数の物質を混ぜた際の温度変化については、「(Aの重さ)×(下がった温度)=(Bの重さ)×(上がった温度)」という式を用いて、移動した熱量をジュール単位で算出することが可能です。

小学生のみなさんへ

ジュールは、エネルギーや「しごと」の大きさをあらわす単位です。理科の勉強で、物を動かしたり、熱を出したりする力の大きさをはかるときに使います。みんながよく知っている「カロリー」という言葉もエネルギーの単位ですが、今の科学の世界ではジュールという単位を使うのが基本です。1カロリーは、だいたい4.2ジュールくらいになります。世界中の科学者が共通して使っている単位なので、これから理科を勉強するときには何度も出てくる大切な言葉です。

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