一般小学生
まとめ
小学生のみなさんへ
徳政令とは、ひとことで言うと「借金をなしにする命令」のことです。むかしの日本で、生活にこまった武士や農民を助けるために出されました。
鎌倉時代には、外国との戦いでたくさんのお金を使った武士たちが、生活できなくなって土地を売ったり借金をしたりしていました。幕府は彼らを助けるために「売った土地をタダで返してもらい、借金もなくしてよい」という命令を出しました。しかし、これに怒ったのがお金を貸していた人たちです。「貸しても返ってこないなら、もう二度と貸さない!」と言ってお金を貸さなくなったため、世の中はもっと混乱してしまいました。
室町時代になると、農民たちがグループを作って「借金をなくせ!」と暴れる「土一揆」が起きるようになりました。幕府は農民たちの勢いにおされて、何度も徳政令を出すことになったのです。
ルラスタコラム
徳政令は、借りている人にはうれしいニュースですが、貸している人には大ピンチな命令でした。今の世の中でこんなことが起きたら、銀行やお店がつぶれて大変なことになりますね。歴史を学ぶと、一つの命令がいろいろな立場の人にどんな影響をあたえるかを考えるきっかけになります。
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