金属の特色

一般小学生

まとめ

金属の特色
特有の光沢を放ち、電気や熱を効率よく伝えるとともに、力を加えることで薄く広げたり細く伸ばしたりできる性質

解説

金属は、私たちの生活のあらゆる場面で利用されている物質であり、共通した物理的性質を備えています。まず、磨いた表面が光を反射して特有の輝きを放つ「金属光沢」が挙げられます。また、電気を極めて通しやすい「電気伝導性」と、熱を素早く伝える「熱伝導性」も重要な特徴です。これらの性質は、金属原子の間を自由に動き回ることができる「自由電子」の働きによって生じています。

さらに、金属は外部からの力に対して柔軟に変形できる性質を持っています。たたくと薄く広がる性質を「展性」、引っ張ると細く伸びる性質を「延性」と呼びます。この性質により、金属は複雑な形状に加工することが可能です。これに対し、非金属の多くは力を加えると砕けやすく、これらの性質を持ちません。

性質 金属 非金属
光沢 あり(金属光沢) なし
電気・熱の伝わり 非常によい 悪い(一部例外あり)
変形(たたく・伸ばす) 広がる・伸びる もろく、砕ける
コラム

ほとんどの金属は常温で固体ですが、水銀だけは唯一の例外として液体で存在します。また、金属の種類によって密度融点は大きく異なります。例えば、金は非常に展性・延性に優れており、極めて薄い金箔に加工できます。一方で、鉄のように磁石に引きつけられる性質(強磁性)を持つ金属は限られており、すべての金属が磁石につくわけではない点に注意が必要です。

小学生のみなさんへ

身の回りにある、かんや電線、アクセサリーなどは「金属」でできています。金属には、共通する4つの大きな特徴とくちょうがあります。1つ目は、みがくとピカピカ光る「光沢こうたく」です。2つ目は、電気をよく通すこと。3つ目は、熱をすばやく伝えることです。フライパンがすぐに熱くなるのは、この性質せいしつがあるからです。

4つ目は、たたいてもうすく広げたり、引っぱって細くのばしたりできることです。うすく広がる性質せいしつ展性てんせい、細くのび性質せいしつ延性えんせいといいます。このおかげで、いろいろな形に加工して使うことができるのです。

ルラスタコラム

「金属はすべて磁石じしゃくにつく」と思っていませんか?実は、磁石じしゃくにつく金属は鉄やニッケルなど一部だけで、アルミニウムや銅、金などは磁石じしゃくにつきません。金属の共通した性質せいしつと、それぞれの金属だけの性質せいしつを区別して覚えるのがポイントです。

テストでの問われ方・理解度チェック

【基礎】 金属に共通する4つの主な性質をすべて答えなさい。
金属光沢(みがくと光る)、電気伝導性(電気を通す)、熱伝導性(熱を伝える)、展性・延性(広がる・伸びる)の4つ。
【応用】 金属が電線や調理器具(鍋など)に利用されるのは、どのような性質があるからですか。
電線を流れる電気を伝えやすい性質(電気伝導性)や、火の熱を効率よく食材に伝える性質(熱伝導性)を持っているため。
【実践】 「磁石に引きつけられること」は、すべての金属に共通する性質といえますか。理由とともに答えなさい。
共通する性質ではない。磁石につくのは鉄などの一部の金属だけであり、銅やアルミニウムなどは磁石につかないため。

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