出典: Wikipedia
一般小学生
まとめ
- 岩手県の盛岡市や奥州市を中心に生産されている、日本を代表する金属工芸品(鋳物)。
- 江戸時代から続く歴史を持ち、厚みのある鉄が熱を効率よく蓄えるため、保温性に優れている。
- 伝統的な鉄瓶だけでなく、現代では調理器具や海外向けのカラフルなティーポットとしても人気が高い。
解説
南部鉄器は、旧南部藩の城下町であった盛岡市と、伊達藩の領地であった奥州市(旧水沢市)の2つの地域で発展した伝統工業です。職人が一つひとつ手作業で型を作り、そこに高温で溶かした鉄を流し込んで形を作る「鋳造(ちゅうぞう)」という技法で製造されます。
この工芸品の最大の特徴は、非常に頑丈で壊れにくく、熱をたっぷりと蓄える性質(蓄熱性)にあります。一度温まると温度が下がりにくいため、食材に均一に熱を通すことができ、料理を美味しく仕上げる道具としてプロの料理人からも重宝されています。また、1975年には国の「伝統的工芸品」の第1号として指定されました。
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