一般小学生
まとめ
小学生のみなさんへ
江戸時代の後半、今から180年ほど前のことです。大塩平八郎は、今の大阪府にあった「奉行所」という役所で、とてもえらい仕事をしていた人でした。仕事をやめたあとは、勉強を教える塾を開いていました。
あるとき、雨が降らなかったりして食べ物がなくなる「天保のききん」が起こりました。たくさんの人がおなかがすいて苦しんでいるのに、大阪の役人やお金持ちは自分たちだけ食べ物を独り占めにして、江戸(今の東京)へお米を送っていました。大塩さんは「困っている人を助けてほしい」と何度も頼みましたが、役人は聞いてくれません。
そこで大塩さんは、自分の大切な本を全部売ってお金を作り、食べ物を買って配りました。それでも足りなかったため、最後には「苦しんでいる人を救うために立ち上がろう!」と、仲間と一緒に武装蜂起しました。戦いはすぐに終わってしまいましたが、もともと役人だった正義感の強い大塩さんが戦ったことは、日本中に大きなショックをあたえました。
ルラスタコラム
大塩さんがかかげた旗には「救民(きゅうみん)」という文字が書かれていました。これは「苦しむ人々を救う」という意味です。自分のことよりも、まず苦しんでいる人のことを一番に考えた、とても熱い心の持ち主だったのですね。
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