触角

一般小学生

まとめ

【定義】 昆虫や甲殻類などの節足動物の頭部にある、触覚や嗅覚を司る一対の感覚器官。

まとめ

触角は、周囲の物体への接触、化学物質(匂いやフェロモン)の受容、気流や音の感知など、生物が環境を把握するための多機能なセンサーである。

解説

触角は、主に節足動物の頭部に備わる感覚器官である。昆虫の場合、基本的には一対(2本)存在するが、甲殻類では二対(4本)持つものもいる。その構造は多くの節が連なった形状をしており、基部から「柄節」「梗節」「鞭節」に区分される。形状は種によって多岐にわたり、糸状、こん棒状、羽毛状、櫛状など、その生物のライフスタイルに適応した進化を遂げている。機能面では、先端にある感覚子によって物体に直接触れることで形や硬さを知るだけでなく、空気中に漂う化学物質を検知する嗅覚としての役割が極めて重要である。アリのフェロモン追従や、カイコガの雄が数キロメートル先の雌のフェロモンを感知する能力はその典型例である。また、一部の種では気流の変化による音の感知(聴覚)や、自身の平衡感覚を保つための器官としても機能する。

小学生のみなさんへ

昆虫(こんちゅう)の頭についている、細長い「つの」のようなものです。これを使って、周りのものにさわったり、においをかいだりします。アリなどが触角を動かしてあいさつしたり、食べものの場所を見つけたりしているのを見たことがあるかもしれません。人間でいう「手」と「鼻」の両方の役目を持っています。

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