相似器官

一般小学生

まとめ

【定義】 もとは別のつくりであったが、同じ環境や用途のために見た目や働きが似るようになった部分。

まとめ

相似器官は、系統の異なる生物が同様の環境に適応した結果、起源の異なる器官が似た形態や機能を持つようになったものである。

解説

相似器官(そうじきかん)とは、進化の過程で異なる系統の生物が同様の環境に適応した結果、発生的な起源は異なるが、外見や働きが似るようになった器官を指す。この現象は「収斂進化(しゅうれんしんか)」と呼ばれ、生物が特定の環境下で生存に有利な形質を獲得した結果生じる。代表的な例として、鳥の翼と昆虫の翅がある。鳥の翼は脊椎動物の前肢が変化したものであるが、昆虫の翅は皮膚の一部が変化したものであり、その起源は全く異なる。しかし、「空を飛ぶ」という共通の目的に適応した結果、どちらも似た形状を持つに至った。対照的な概念として、起源が同じでありながら形態や機能が変化した「相同器官(そうどうきかん)」があるため、あわせて理解しておく必要がある。

小学生のみなさんへ

もともとは別の場所だった体の部分が、同じような場所で生活したり、同じ使いかたをしたりするうちに、見た目や働きが似てきたもののことだよ。たとえば、鳥の「つばさ」と、チョウなどの虫の「はね」を比べてみよう。どちらも空を飛ぶために使われるけれど、鳥のつばさは「前足」からできていて、虫のはねは「皮」からできているんだ。このように、もとはちがうのに形が似たものを「そうじきかん」と呼ぶよ。

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