海面上昇

一般小学生

まとめ

【定義】 地球温暖化によって海水の体積が膨張したり氷河が溶けたりすることで、海面の高さが上がること。

まとめ

海面上昇は、地球温暖化に伴う「海水の熱膨張」と「陸上の氷河・氷床の融解」が主な原因である。これにより、沿岸部の浸水被害や高潮のリスク増大、小島嶼国の水没危機が深刻な課題となっている。

解説

海面上昇のメカニズムは主に二つのプロセスに集約される。第一に、海水の熱膨張である。水は温度が上昇すると体積が増大する物理的性質を持っており、海洋が地球温暖化による熱を吸収することで水位が上昇する。第二に、陸域にある氷の融解である。南極大陸の氷床や山岳地域の氷河が溶け、液体の水として海洋に流入することで海水の総量が増加する。なお、北極海の海氷(海に浮かんでいる氷)が溶けても、アルキメデスの原理により直接的な水位上昇には寄与しないが、陸上の氷が溶けることは決定的な要因となる。IPCC(気候変動に関する政府間パネル)の報告によれば、20世紀以降、海面上昇の速度は加速しており、生態系や人類の居住環境に甚大な影響を及ぼすことが予測されている。

小学生のみなさんへ

地球温暖化(ちきゅうおんだんか)によって、海の水の高さが上がってしまうことを「海面上昇(かいめんじょうしょう)」といいます。地球の気温が上がると、南極(なんきょく)などの陸の上にある氷がとけて海に流れこんだり、温まった海の水の「かさ(体積)」がふえたりすることが原因(げんいん)です。海面の高さが上がると、低い場所にある土地や島が海にしずんでしまうかもしれないため、世界中で大きな問題になっています。

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