地層の逆転

一般小学生

まとめ

【定義】
大規模な地殻変動によって地層が堆積した順序とは逆になり、本来は下層に位置すべき古い地層が、新しい地層の上に重なっている現象。

まとめ

地層は通常、堆積した順に下から積み重なるが、プレート運動などの強い地殻変動を受けると上下が入れ替わることがある。これが地層の逆転である。

解説

堆積岩の地層において、新しい地層が古い地層の上に重なる原則を「地層累重の法則」と呼ぶ。しかし、地殻に強い圧縮力が加わると、地層が波打つように曲がる「褶曲(しゅうきょく)」が発生する。この褶曲が著しくなり、地層が横倒しになった状態(横臥褶曲)では、地層の上下関係が逆転する。また、角度の低い逆断層である「衝上断層(しょうじょうだんそう)」が生じることで、古い地層が新しい地層の上に乗り上げることもある。フィールドワークにおいて逆転の有無を確認するためには、示準化石の順序や、斜交葉理(クロスラミナ)、級化層理、リップルマークといった堆積構造の上下判定が不可欠である。

小学生のみなさんへ

地層(ちそう)は、ふつうは下にあるものほど古くて、上にあるものほど新しいんだ。ケーキを下から重ねていくのと同じだね。でも、地球の地面がものすごい力でおしつぶされたり、大きく動いたりすると、下にあった古い地層が上のほうにきてしまうことがあるんだ。これを「地層の逆転」というよ。これが起きている場所を調べると、むかし地球でどんなに大きな動きがあったのかがわかるんだよ。

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