一般小学生
まとめ
【定義】
南中高度とは、天体が日周運動によって真南(子午線)を通過し、その高度が最も高くなったときの角度を指す。観測地点の緯度によってその高度は決定される。
まとめ
星は地球の自転(日周運動)により、北極星を中心として1日に1回転する。天の赤道付近にある星が南中したときの高度は「90度-(その土地の緯度)」の式で求められ、この値は星が真東から昇る際に地平線と作る角度とも一致する。
解説
星の動きは、地球が自軸を中心に自転しているために生じる見かけの運動である。天球モデルにおいて、観測者の緯度によって星の通り道と地平線のなす角度が決定される。例えば、オリオン座の三つ星の右端に位置するミンタカは天の赤道上にあるため、北緯36度の地点では南中高度が54度(90-36)となり、約12時間空に出ている。星は東から昇る際には縦並び、南中を経て、西に沈む際には横並びへとその見え方を変えながら弧を描いて移動する。北極星の高度がその場所の緯度と等しくなるのと同様に、星の南中高度も観測地点の緯度と密接な因果関係にある。また、冬の星空ではベテルギウス、シリウス、プロキオンからなる「冬の大三角」などが観測の指標となるが、これら全ての星が日周運動によって南中高度に達する過程で方位ごとに特有の軌跡を描く。
小学生のみなさんへ
「南中高度(なんちゅうこうど)」というのは、太陽や星がま南にきて、空の一ばん高いところを通るときの高さ(角度)のことです。星は東から高くのぼって、ま南の点を通って、西へしずんでいく「日周運動(にっしゅううんどう)」をしています。冬の代表的な星座であるオリオン座も同じように動きます。オリオン座には、赤い色のベテルギウスや、白っぽいリゲルといった明るい星があり、まわりの星とつないで「冬の大三角」をつくっています。太陽がいちばん高い位置にきても、地面や空気が温まるまでには時間がかかるため、あつさのピークは少しおくれてやってきます。
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