一般小学生
まとめ
【定義】
乾湿計とは、乾球温度計と湿球温度計の2つの示度の差を利用して、空気中の湿度を算出する測定装置である。
まとめ
乾湿計は水の蒸発に伴う気化熱を利用して湿度を測定する。正確な気象観測のためには、直射日光や地面からの反射熱を遮断する百葉箱の設置が不可欠であり、太陽高度の変化と地温・気温のピークには時間的な因果関係による時間差が生じる。
解説
乾湿計は、通常の温度を示す乾球温度計と、球部を湿った布で包んだ湿球温度計で構成される。湿度が低いほど蒸発が促進されて湿球から熱が奪われるため、両者の温度差が大きくなる原理を用いる。気象観測の拠点となる百葉箱は、日光を反射する白塗装、風通しを確保する「よろい戸」構造、直射日光の侵入を防ぐ北向きの扉などの工夫が施されている。また、地面や地中の温度測定では、日光を遮る「おおい」を被せるなどの配慮が必要である。一日の温度変化において、太陽高度が最大(南中)になった後、まず地面が熱を吸収して13時頃に地温がピークに達する。その後、地面からの放射熱によって空気が温められるため、気温のピークは14時頃にずれ込む。この一連の流れは、エネルギー伝達の時間差を示す重要な気象現象である。
小学生のみなさんへ
乾湿計(かんしつ計)は、空気のしめりぐあい(しつ度)をはかるための道具です。2つの温度計がついていて、その温度のちがいを見てしつ度を調べます。正しい気温をはかるためには「百葉箱(ひゃくようばこ)」という、白くて風通しのよい箱の中に置きます。太陽の光でまず地面が温められ、その熱が空気に伝わるので、地面の温度が一番高くなるのは午後1時ごろ、気温が一番高くなるのは午後2時ごろと、時間にズレがあるのがとくちょうです。
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