グラフのかたむき

一般小学生

まとめ

  • ばねに加える力(おもりの重さ)と、ばねののびの関係をグラフ化した際の直線の傾斜度合い。
  • 横軸を荷重、縦軸をのびとした場合、傾きは「単位荷重あたりののび(のびやすさ)」を意味する。
  • ばねの弾性が強い(硬い)ほどグラフの傾きは小さくなり、弱い(柔らかい)ほど傾きは大きくなる。

解説

ばねに加える力とばねののびが比例するという「フックの法則」に基づくと、これらをグラフに表した際、原点を通る直線が得られます。この直線の傾きは、数学的には「縦軸の変化量 ÷ 横軸の変化量」で計算されます。理科の学習において、横軸をおもり重さ、縦軸をばねののびとしたとき、傾きは「単位荷重あたりののび」を表しています。

強い(硬い)ばねは、同じ重さの力を加えても変形量が少ないため、グラフの傾きはゆるやか(数値として小さい)になります。逆に、弱い(柔らかい)ばねは、わずかな力で大きく伸びるため、グラフは急な傾斜(数値として大きい)を描きます。試験などでは、複数のばねのグラフを比較させ、どのばねが最も強いかを問う問題が頻出するため、傾きとばねの強さの関係を正しく理解しておくことが重要です。

コラム

ばねを半分に切ると、自然長(何も吊るしていないときの長さ)も、同じ重さを吊るしたときののびも半分になります。しかし、ばねを1cm伸ばすのに必要な力は2倍になります。つまり、ばねを短くすると「より強いばね」として振る舞うため、荷重とのびの関係を示すグラフの傾きは元のばねよりも小さくなります。計算問題では、グラフの縦軸が「ばねののび」なのか「ばねの全長」なのかを必ず確認するようにしましょう。

小学生のみなさんへ

ばねにおもりをつるすと、おもりが重くなるほどばねは長くのびます。このようすをグラフにかくと、まっすぐなななめの線になります。この線の「かたむき」に注目すると、ばねの強さがわかります。

かたむきがゆるやかなグラフは、おもりを重くしてもあまりのびない「強いばね」を表しています。反対に、かたむきが急なグラフは、少しのおもりでよくのびる「弱いばね」を表しています。テストでは、いくつかのばねのグラフをくらべて「どれが一番強いばねですか?」と聞かれることがあるので、かたむきが小さいほうが強い、とおぼえておきましょう。

ルラスタコラム

ばねを半分に切ると、じつは「強いばね」に変身します。もとのばねと同じだけばすには、2倍の力が必要になるのです。身近なところでは、ボールペンの中にある小さなばねも、短く切ると指でおすのが大変になりますよ。

記事の内容に誤りがありますか?

⚠️ 修正を提案する
ルラスタマップ (3層表示) フルサイズで表示 (5層) ↗
マップを生成中…

「ばねの性質」の関連用語
最近見た用語
履歴をチェックしています…