学習目安 | 小: A | 中: S | 高: A

二毛作

一般小学生

まとめ

小学生のみなさんへ

二毛作にもうさくとは、同じ畑や田んぼで、1年の間に2種類のちがう作物を育てる方法のことです。むかしの日本では、夏に「お米」を作り、お米をとり終わったあとの冬に「むぎ」を作るのが一般的いっぱんてきでした。

この方法は、鎌倉時代かまくらじだいに西日本から始まり、室町時代むろまちじだいになると日本中に広がりました。牛や馬にたがやさせたり、新しい肥料ひりょうを使ったりする工夫で、たくさんの食べ物が作れるようになったのです。

食べ物があまると、それを売るための「市(いち)」が開かれるようになり、村のくらしも豊かになっていきました。今の時代でも、土地をむだなく使うための大切な知恵ちえとして受けつがれています。

ルラスタコラム

「四日市(よっかいち)」や「五日市(いつかいち)」という地名を聞いたことはありませんか?これは、二毛作でとれた作物を売るために、毎月「4のつく日」や「5のつく日」に市が開かれていた場所のことなんです。昔の農業の発展が、今の地名に残っているなんておもしろいですね!

テストでの問われ方・理解度チェック

【基礎】 二毛作の定義を、栽培される作物の種類に触れて説明せよ。
同一の耕地において、1年の間に2種類の異なる作物(一般に夏は米、冬は麦)を栽培する農法。
【応用】 二毛作と二期作の決定的な違いは何か。
二毛作は「異なる種類」の作物を育てるのに対し、二期作は「同じ種類」の作物(主に米)を1年に2回育てる点。
【実践】 二毛作の普及が、室町時代の商業や社会組織に与えた影響を簡潔に述べよ。
農業生産力が高まり余剰生産物が生まれたことで、定期市が発展し貨幣経済が浸透した。また、経済力をつけた農民たちが「寄合」を通じて「惣村」などの自治組織を作る基盤となった。

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