倒立像

一般小学生

まとめ

倒立像
実物に対して上下および左右が逆さまになった像

解説

倒立像は、光の直進性やレンズによる屈折によって生じる現象です。代表的な例としてピンホールカメラ(針穴写真機)が挙げられます。物体の上端から出た光は小さな穴を通り抜けてスクリーンの下側に到達し、逆に下端から出た光は上側に到達します。この光の交差により、スクリーン上には上下左右が反転した像が投影されます。例えば、ピンホールカメラで「あ」という文字を映すと、180度回転した向きで表示されます。

また、凸レンズを用いた場合でも、物体を焦点よりも外側に置くと、レンズを通過した光が一点に集まり、倒立像が形成されます。このようにスクリーンに実際に映し出すことができる像を「実像」と呼びます。物体をレンズに近づけると像は大きくなり、遠ざけると像は小さくなるという性質があります。

項目 倒立像(実像) 正立像(虚像
向き 上下左右が逆 実物と同じ向き
スクリーンの有無 映る 映らない
レンズとの位置 焦点の外側 焦点の内側
コラム

ピンホールカメラにおいて、内筒を動かしてスクリーンを穴から遠ざけると、光が広がる距離が長くなるため、映し出される像は大きくなります。ただし、像が大きくなる分、光が分散されるため、像の明るさは暗くなります。

私たちの目の仕組みもカメラと似ています。外からの光は水晶体というレンズを通って、目の奥にある網膜に倒立像として映し出されます。これを脳が瞬時に処理して正しい向きとして認識しているのです。

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