越中富山の薬売り

一般小学生

まとめ

小学生のみなさんへ

江戸時代のころ、今の富山県から全国の家をまわって、薬を売っていた人たちのことを「越中えっちゅう富山の薬売り」と呼びます。彼らは重い荷物を背負って、長い時間をかけて歩いて移動していました。

一番の特徴は、「先に使って、後でお金を払う」という「置き薬おきぐすり」という仕組みです。まず家々に薬箱を置いておき、次にたずねたときに「使った分だけの代金」をもらいます。お金がすぐになくても、病気のときに薬が使えるので、全国の人たちにとても喜ばれました。

また、彼らは薬を売るだけでなく、北海道の昆布を沖縄や中国に運ぶ貿易の手伝いもしていました。そのおかげで、日本中で昆布を食べる習慣しゅうかんが広まったといわれています。薬売りは、薬と一緒に新しいニュースやお土産の紙風船も届けてくれる、みんなの人気者でした。

ルラスタコラム

薬売りが子供たちに配った「紙風船」は、もともとは薬を包む丈夫な和紙で作られていました。薬売りは、ただ薬を売るだけでなく、家族みんなに笑顔を届ける魔法使いのような存在だったのかもしれませんね。

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