食道

一般小学生

まとめ

【定義】 口でかみ砕かれた食物を、筋肉の動きによって胃へと送り込む管状の器官。

食道消化管蠕動運動

まとめ

食道は咽頭(のど)と胃を結ぶ全長約25cmの筋肉質な管であり、蠕動運動を通じて食物を機械的に輸送する役割を担う。

解説

食道は、消化管の一部を構成する器官であり、成人では約25cm程度の長さを持つ。食道自体には消化酵素を分泌して化学的消化を行う機能はほとんど備わっておらず、その主目的は咽頭から受け取った食物を胃へと効率的に運搬することにある。食物が食道内を通過する際は、食道壁の筋肉が順次収縮する「蠕動運動(ぜんどううんどう)」が行われる。この強力な筋肉の動きにより、重力に依存せず、横になっている状態や逆立ちの状態でも食物を胃に送り込むことが可能である。また、食道の上下には括約筋が配置されており、特に胃との接合部にある下部食道括約筋は、酸性の強い胃内容物が食道へ逆流することを防ぐ重要なバリア機能を果たしている。

小学生のみなさんへ

食道(しょくどう)は、口でかんだ食べものを胃(い)に送るための「長いくだ」のような形をしたパーツです。筋肉(きんにく)が動くことで、食べものを胃のほうへギュッとおし出す動きをします。食べものを運ぶのが主な仕事で、胃液(いえき)のように食べものをとかす液は出ません。人間がさか立ちをしていても食べものが胃に届くのは、この食道がしっかり動いて運んでくれるからです。

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