複眼

一般小学生

まとめ

【定義】
昆虫や甲殻類などの節足動物が持つ、多数の「個眼(こがん)」と呼ばれる小さな目が集合して構成された視覚器官。物の形や色だけでなく、動体視力や紫外線感知に優れている。

まとめ

複眼は個眼の集合体であり、解像度よりも広い視野や動きの検知、特定の波長の光(紫外線など)を認識することに特化した器官である。

解説

複眼は、節足動物の頭部に左右一対存在する大きな目である。この目は、数個から数万個の独立した小さな目「個眼」が集まって構成されている。個眼一つひとつにはレンズ(角膜)と光を感じる細胞(視細胞)があり、それぞれが外界の情報を断片的に捉える。脳内でこれらの情報を統合することで、周囲の景色を認識する。人間の単眼(たんがん)に比べると像の鮮明さ(解像度)では劣るが、全方位に近い非常に広い視野を確保でき、わずかな動きの変化を瞬時に察知する「動体視力」に極めて優れている。また、多くの昆虫は複眼を通じて、人間には見えない紫外線を感じ取り、花の蜜がある場所や仲間の姿を見分けるのに利用している。

小学生のみなさんへ

昆虫(こんちゅう)の大きな目は、実はたくさんの「小さな目」が集まってできています。これを「複眼(ふくがん)」といいます。小さな目は「個眼(こがん)」と呼ばれ、一つ一つが光や色を感じることができます。複眼は、まわりの動くものをすばやく見つけたり、人間には見えない「紫外線(しがいせん)」という光を感じたりするのが得意です。

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