- 航空機が安全に離陸・着陸を行うために設けられた、直線状の舗装路のこと。
- 空港の規模や運用される機体の大きさに応じて、長さや強度が設計されている。
- 風向きに合わせて配置されることが多く、航空機の安全な運航に欠かせない基幹施設である。
解説
滑走路は、飛行機が空へ飛び立つための加速や、着陸時の減速を行うための専用の道です。一般の道路とは異なり、巨大な機体の重さに耐えられるよう、非常に強固なコンクリートやアスファルトで舗装されています。また、飛行機は風に向かって離着陸するのが最も安全であるため、その土地の年間の風向きを調査した上で、最適な方向に設置されます。
滑走路の長さは、利用する飛行機の種類によって決まります。大型の旅客機が離着陸するためには、通常3,000メートル以上の長さが必要とされます。一方で、小型機専用の空港であれば、数百メートル程度の短い滑走路で運用されることもあります。
コラム
日本の代表的な空港の一つである関西国際空港は、世界でも珍しい「完全人工島」の空港です。なぜ海の上に建設されたのかというと、大きな理由は騒音問題の解消にあります。陸地から離れた海上に作ることで、周辺住民への騒音被害を抑え、24時間の運用が可能になりました。
また、滑走路には夜間や視界が悪い時でも位置が正確にわかるように、「滑走路灯」などの照明設備や、計器着陸装置(ILS)といった高度な誘導システムが整えられており、空の安全が守られています。