水媒花

一般小学生

まとめ

【定義】
水媒花(すいばいか)とは、水流や水面を媒体として花粉が運ばれる受粉様式を持つ花のことである。

受粉生殖水生植物理科

まとめ

水媒花は、マツモやフサモなどの水生植物に見られ、水という環境に最適化された受粉の仕組みを持つ。

解説

種子植物が繁殖する過程において、花粉がめしべの柱頭に付着することを「受粉」と呼ぶ。受粉後、花粉管を通じて核の合体である「受精」が行われることで種子が形成される。花粉の運搬手段は、昆虫(虫媒花)、風(風媒花)、鳥(鳥媒花)など多様であるが、水中環境に適応した植物の中には水を利用する「水媒花」が存在する。水媒花は、水流に乗りやすい花粉の形状や、水面で効率よく受粉を行う構造へと分化している。例えば、水中に生息するマツモは代表的な例である。また、植物は自身の花粉で受粉する「自家受粉」だけでなく、他の個体から花粉を受け取る「他家受粉」を行うための仕組みも発達させており、これらは媒体となる環境要因に最適化される形で進化を遂げている。

小学生のみなさんへ

「水媒花(すいばいか)」とは、水の中にさく花のうち、水に流されることで花粉(かふん)を運んでもらう花のなかまのことです。ふつう、花は虫や風が花粉を運びますが、マツモなどの水草の中には水を利用するものがいます。花粉がめしべにつくことを「受粉(じゅふん)」といい、これがうまくいかないと種ができません。水媒花は、水の中で生きるために、水にながされやすい花粉の形にするなど、特別な工夫をしているのです。

記事の内容に誤りがありますか?

⚠️ 修正を提案する