士族の娘

一般小学生

まとめ

小学生のみなさんへ

明治時代になり、武士という身分がなくなったあとに「士族しぞく」と呼ばれた元武士の家の娘さんのことです。武士の家はもともと勉強を大切にする教育熱心な家が多く、その娘たちは新しい日本の産業や教育を支えるリーダーとして期待されました。

一番有名なのは、群馬県ぐんまけんにある「富岡製糸場とみおかせいしじょう」で働いた女性たちです。彼女たちはフランスから伝わった新しい機械の使い方を学び、そこで身につけた技術を地元の工場に帰ってから周りの人に教える役割を果たしました。

このころ、政府は国を強くするために新しい決まりを次々と作っていました。たとえば、20歳になった男子が軍隊へ行く「徴兵令ちょうへいれい」や、土地の値段に合わせて税金を払う「地租改正ちそかいせい」などです。徴兵令では、家の主人や長男、役人やくにんなどは免除されましたが、農民にとっては重い負担でした。また、地租も最初は地価の3%でしたが、反対運動が起きたため2.5%に下げられました。こうした激しい変化の中で、士族の娘たちは新しい時代の担い手として活躍しました。

ルラスタコラム

富岡製糸場で働いた士族の娘たちは、とても誇りを持って働いていました。当時の錦絵(色鮮やかな浮世絵)には、最新のドレスを着たり、美しく働いたりする彼女たちの姿が描かれ、当時の女性たちのあこがれの的でもあったんですよ。

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