壊血病

一般小学生

まとめ

【定義】 ビタミンCの不足によって起こる病気で、皮ふの下や歯ぐきから出血するのが特徴。

まとめ

壊血病はビタミンC(アスコルビン酸)の欠乏が原因で、コラーゲン合成が阻害されることにより全身の毛細血管がもろくなって出血を引き起こす疾患である。

解説

壊血病は、体内でコラーゲンを合成する際に補助因子として働くビタミンCが極端に不足することで発症する。コラーゲンは血管や皮膚、骨を構成するタンパク質であり、その合成が不全になると組織が脆弱化し、歯肉の腫脹、皮下出血、貧血、疲労感などの症状が現れる。歴史的には15世紀から17世紀の大航海時代、数ヶ月にわたって新鮮な食料を摂取できなかった船乗りたちの間で致命的な流行を見せた。1747年にイギリスの軍医ジェームズ・リンドが、柑橘類の摂取が壊血病に有効であることを実証し、これが近代的な臨床試験の先駆けおよびビタミン発見の端緒となった。現代では通常の食生活で発症することは稀だが、極端な偏食やアルコール依存症などに伴う栄養失調によって見られる場合がある。

小学生のみなさんへ

壊血病(かいけつびょう)は、体の中の「ビタミンC」という栄養がなくなると起こる病気だよ。昔、長い間船の上で野菜やくだものを食べられなかった船乗りたちが、はぐきから血が出たりして苦しんだんだ。レモンやオレンジを食べれば治ることがわかったのが、栄養の大切さが発見されるきっかけになったんだよ。ふだんから野菜やくだものをしっかり食べて、ビタミンCをとることが大切だよ。

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