塩化亜鉛

一般小学生

まとめ

【定義】 塩酸と亜鉛が化学反応した際に生成される無機化合物であり、化学式はZnCl2で表される。水溶液を蒸発させると白い固体として残る性質を持つ。

まとめ

塩化亜鉛は、亜鉛が塩酸に溶けることで生成される白色の固体である。強い潮解性を持ち、水に非常によく溶ける性質がある。

解説

亜鉛(Zn)に塩酸(HCl)を加えると、激しく水素(H2)を発生させながら反応し、塩化亜鉛が生成される。この化学反応式は Zn + 2HCl → ZnCl2 + H2 となる。この反応後の水溶液は無色透明であるが、蒸発皿に移して加熱し水分を飛ばすと、白い粉末状の固体が残る。これが塩化亜鉛である。工業的には、乾電池の電解液や、金属を接合する際のはんだ付け用フラックス、木材の防腐剤、有機合成の触媒などとして広く利用されている。また、空気中の水分を吸収して自ら溶ける「潮解性」という性質があるため、保管の際は密閉容器が必要である。

小学生のみなさんへ

亜鉛(あえん)という金属を、塩酸(えんさん)という液体に入れると、シュワシュワと泡が出て溶けてしまいます。このとき、液体の中に溶けて新しくできたのが「塩化亜鉛(えんかあえん)」です。見た目には透明で見えませんが、液体を温めて水を蒸発させると、白い粉となって出てきます。実験で金属が液体に溶けたあとに何が残るかを調べるときによく出てくる大切な名前です。

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