倍率

一般小学生

まとめ

【定義】 接眼レンズの倍率と対物レンズの倍率を掛け合わせた値のことで、顕微鏡などで観察する対象を実物から何倍の大きさに拡大して見せているかを表す指標である。

まとめ

顕微鏡の総合倍率は「接眼レンズの倍率 × 対物レンズの倍率」で求められる。倍率が高くなるほど、像は大きく詳細に見えるようになるが、視野は狭くなり、全体的に暗くなる性質がある。

解説

顕微鏡の倍率は、2種類のレンズの組み合わせによって決定される。目に近い側にある「接眼レンズ」と、観察対象に近い側にある「対物レンズ」のそれぞれの倍率を乗算したものが、最終的な観察倍率(総合倍率)となる。例えば、接眼レンズが10倍、対物レンズが40倍であれば、観察される像は実物の400倍の大きさとなる。観察時の注意点として、倍率を上げるほど観察できる範囲(視野)は狭くなり、レンズを通る光が分散するため像は暗くなる。そのため、高倍率で観察する場合には、絞りや反射鏡、光源を調節して十分な明るさを確保する必要がある。また、一般に対物レンズは倍率が高いものほどレンズの長さが長くなり、プレパラートとの距離(作動距離)が短くなるため、操作時にはレンズがカバーガラスに接触しないよう注意が必要である。

小学生のみなさんへ

顕微鏡(けんびきょう)などで、ものをおおきくして見ることを「倍率(ばいりつ)」といいます。倍率は、目にあてるレンズの数字と、ものの近くにあるレンズの数字をかけ算して計算します。たとえば、10倍のレンズと20倍のレンズを使ったら、200倍のおおきさに見えます。倍率をおおきくすると、ものが大きくはっきりと見えますが、見えるはんい(広さ)はせまくなって、少し暗くなるのがとくちょうです。

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