ヒアリ

一般小学生

まとめ

【定義】 南米原産の毒を持つアリで、刺されると激しい痛みが生じ、重いアレルギー反応(アナフィラキシー)を引き起こす可能性がある、特定外来生物法に基づく特定外来生物である。

まとめ

ヒアリは南米原産の極めて攻撃性が高いアリであり、刺傷による健康被害や生態系への悪影響が深刻な問題となっている。日本国内では特定外来生物に指定され、港湾エリアを中心に厳重な監視体制が敷かれている。

解説

ヒアリ(学名:Solenopsis invicta)は、体長2.5mmから6mm程度の赤茶色をしたアリである。腹部の末端にある毒針には、アルカロイド系の毒成分「ソレノプシン」が含まれている。刺されると火傷のような激しい痛みが生じることから、英語で「Fire Ant(火のアリ)」と呼ばれている。毒に対する反応は個人差があるが、重症化すると血圧低下や意識障害を伴うアナフィラキシーショックを引き起こし、死に至るケースもある。2017年に兵庫県尼崎市で国内初の個体が確認されて以来、各地の港湾施設などで発見が相次いでいる。繁殖力が非常に強く、一度定着すると根絶が困難なため、早期発見と防除が極めて重要である。環境省は、疑わしい個体を見つけた場合は決して素手で触れず、地方環境事務所等へ通報するよう求めている。

小学生のみなさんへ

ヒアリは、南アメリカという遠い国から船などにまぎれて日本にやってきた、とても強い毒(どく)をもっているアリだよ。体は赤っぽい茶色をしていて、おしりにある針(はり)で刺(さ)されると、火がついたように熱くなって、すごく痛いんだ。もし、公園や港(みなと)などでふつうのアリとはちがう、赤っぽいアリの山を見つけたら、ぜったいにさわったり、近づいたりしないでね。見つけたときは、すぐにおうちの人や先生に教えてあげよう。

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