さび

一般小学生

まとめ

【定義】 金属が空気中の酸素とゆっくり結びつく現象。光は出さないが、わずかに熱を発生させる。

まとめ

さびは、物質が酸素と結合する「酸化」の一種である。燃焼のように光を発することはないが、反応に伴い熱が発生する緩やかな化学変化である。

解説

化学の視点で見ると、さびは金属が酸素と反応して「酸化物」に変化する過程を指す。一般的に「燃焼」は激しい酸化反応であり、光と熱を同時に放出するが、さびは「穏やかな酸化」に分類される。鉄が湿った空気中で酸素と反応すると、水和酸化鉄(三)を主成分とする赤さびが発生する。この際、光は見られないものの、化学エネルギーが熱エネルギーとして放出される発熱反応が起きている。この原理を応用したのが使い捨てカイロであり、袋の中の鉄粉を急速に酸化(さび)させることで、放出される熱を暖房として利用している。また、銅が酸化すると緑色の「緑青(ろくしょう)」と呼ばれるさびが生じるなど、金属の種類によって生成物の性質は異なる。

小学生のみなさんへ

鉄などの金属が、空気の中にある酸素とくっついて、色や形がかわってしまうことを「さび」というよ。火がついて燃えるときと同じように、酸素とくっついているけれど、さびるときはとてもゆっくり進むんだ。このとき、目には見えないけれど少しずつ熱が出ているよ。冬に使う「使い捨てカイロ」は、このさびるときに出る熱を利用して体を温めているんだよ。

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