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こまごめピペット

一般小学生

まとめ

こまごめピペット
少量の液体を吸い上げ、別の容器に移し替えるために用いられる、上部に膨らみのあるピペット
  • ゴム球の弾力を利用して液体を操作する
  • 上部の膨らみにより、液体がゴム球に逆流するのを防ぐ
  • 正確な計量ではなく、液体の移動や滴下を目的とする

解説

こまごめピペットは、先端が細くなったガラス管またはプラスチック管の頭部にゴム球を装着した器具です。ゴム球を指で押し、その復元力によって液体を吸い上げます。最大の特徴は、管の上部にある「膨らみ」です。これにより、吸い上げた液体が誤ってゴム球の中にまで入り込むのを防ぐ構造になっています。

実験においては、正確な体積を量り取ることよりも、少量の液体を別の容器に移したり、反応を見ながら一滴ずつ加えたりする操作に適しています。目盛りが付いているものもありますが、あくまで目安として使用します。正確な体積を量る必要がある場合は、ホールピペットやメスピペットを使用するのが一般的です。

項目 こまごめピペット ホールピペット
主な用途 液体の移動・滴下 正確な体積の測定
精度の高さ 低い(目盛は目安) 非常に高い
形状の特徴 上部に膨らみがある 中央に膨らみがある
コラム

名称の由来は、東京の駒込病院(現在の東京都立駒込病院)で考案されたことにあります。当時、血清の分注作業を効率化するために竹内常吉氏によって開発されました。世界的には「駒込」の名は一般的ではありませんが、日本の理科教育や臨床現場では欠かせない道具として定着しています。

使用上の注意として、液体を吸い上げた後は決してピペットを水平にしたり逆さまにしたりしてはいけません。液体がゴム球に触れると、ゴムが腐食して不純物が混入したり、ゴム球自体が劣化したりする原因となります。

小学生のみなさんへ

駒込こまごめピペットは、理科の実験で使う道具です。少量の液を吸い上げたり、一滴ずつ落としたりするときに使います。上の方にふくらみがあるのが特徴です。

使うときは、上のゴムの部分を指でおして空気を出し、液の中に入れてから指をゆるめて吸い上げます。このとき、ピペットを横にしたり、逆さまにしたりしてはいけません。液がゴムの中に入って、ゴムがボロボロになってしまうからです。

ルラスタコラム

このピペットは、昔の東京にあった「駒込こまごめ病院」という病院の先生が考え出したものです。だから「こまごめ」という名前がついているんですよ。

テストでの問われ方・理解度チェック

【基礎】 こまごめピペットの主な使用目的は何ですか。
少量の液体を吸い上げ、別の容器に移したり、一滴ずつ滴下したりすることです。
【応用】 こまごめピペットとホールピペットの主な違いは何ですか。
こまごめピペットは液体の移動や滴下を目的とし精度は低いですが、ホールピペットは一定の体積を正確に量り取るために使用されます。
【実践】 液体を吸い上げた後のこまごめピペットを、横にしたり逆さにしたりしてはいけない理由を説明してください。
液体が上部のゴム球の中に<ruby>逆流<rt>ぎゃくりゅう</rt></ruby>し、ゴムを腐食させたり汚染したりするのを防ぐためです。

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