一般小学生
まとめ
小学生のみなさんへ
ビザ(査証)とは、外国の人がその国に入ってもいいですよ、という「入国の許可証」のようなものです。ふだんは旅行のときに使うものですが、昔の大きな戦争のときには、多くの人の命を救うための大切な書類になりました。
約80年前、第二次世界大戦という戦争がありました。ドイツのヒトラーというリーダーが、ユダヤ人をひどくいじめていたため、多くのユダヤ人が命を守るために逃げようとしていました。そのとき、リトアニアという国にいた日本の外交官、杉原千畝さんは、助けを求める人々を見て、自分の判断で日本を通るためのビザを書き続けました。
日本の政府からは「勝手にビザを出してはいけない」と言われていましたが、杉原さんは「目の前の困っている人を助けるのが正しい」と考えました。このビザのおかげで、およそ6,000人もの人が日本を通って逃げることができ、命が助かりました。これを「命のビザ」と呼んでいます。
ルラスタコラム
杉原さんは、リトアニアを去る最後の駅のホームでも、電車が走り出すギリギリまでビザを書き続け、窓から手渡したといわれています。そのとき使っていたペンは、今も大切に残されているんですよ。
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