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生存権

一般小学生

まとめ

小学生のみなさんへ

生存権せいぞんけんとは、すべての人が「人間らしく、健康で文化的な生活」を送るための権利のことです。日本国憲法の第25条というところに書かれています。

昔は、国は人々の生活にあまり口を出さないのが良いと考えられていました。しかし、それだと貧しい人や病気の人たちが困ってしまいます。そこで、国が積極的に助ける仕組みが作られました。これが生存権せいぞんけんの考え方です。

具体的には、お金がなくて困っている人を助ける「生活保護」や、お年寄りや体の不自由な人を支える「福祉ふくし」、病気になったときに病院に行ける仕組みなどがあります。みんなが安心して暮らせるように、国が責任を持って支えているのです。

ルラスタコラム

生存権をめぐっては、過去に「朝日訴訟」という有名な裁判がありました。生活保護の金額が「健康で文化的な最低限度の生活」といえるかどうかを争ったものです。この裁判をきっかけに、日本の福祉のあり方がより深く議論されるようになりました。

テストでの問われ方・理解度チェック

【基礎】 日本国憲法第25条に規定されている、すべての国民が「健康で文化的な最低限度の生活を営む権利」を何といいますか。
生存権
【応用】 生存権などの「社会権」は、19世紀までの「自由権」と比べて、国家の役割にどのような違いがありますか。
自由権が国家の不当な干渉を排除する「国家からの自由」であるのに対し、社会権(生存権)は国家に対して積極的な生活保障を求める「国家による自由」であるという違いがあります。
【実践】 生存権を具体化するための「社会保障」の4つの柱をすべて答えなさい。
社会保険、公的扶助、社会福祉、公衆衛生

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