遣唐使

一般小学生

まとめ

小学生のみなさんへ

遣唐使けんとうしは、今から1300年ほど前の奈良時代を中心に、中国(当時の名前は「唐」)の優れた仕組みや文化を学ぶために送られた使節団のことです。当時の中国は世界で最も進んだ国の一つだったため、日本は国を強くするためにその知恵を一生懸命に取り入れようとしました。

昔の船で海を渡るのはとても危険で、嵐に遭って亡くなる人もたくさんいました。それでも、鑑真がんじんというお坊さんや、阿倍仲麻呂あべのなかまろといった人々が命がけで交流を続けました。そのおかげで、奈良の大仏や、国際的な「天平文化」という華やかな文化が日本で栄えることになったのです。

しかし、894年に菅原道真すがわらのみちざねという人が「今の唐は力が弱まっているし、海を渡るのも危なすぎるから、もう行くのをやめよう」と提案しました。これをきっかけに公式な派遣は終わり、日本はそれまでに学んだことをもとに、日本らしい「国風文化」を育てていくことになります。

ルラスタコラム

遣唐使の船には、役人だけでなく、勉強のために行く留学生や、仏教を学ぶお坊さんもたくさん乗っていました。一度出発すると数ヶ月から数年も帰ってこれない、まさに命がけの留学だったのですね。

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