祭器

一般小学生

まとめ

小学生のみなさんへ

祭器(さいき)とは、お祭りや儀式のときに、神さまに願いごとをしたり、おいしいお米がとれたことを感謝したりするために使われる特別な道具のことです。昔の人たちは、食べものがたくさんとれることや、病気にならないことを願って、ふだん使う道具とは別の、特別な形をした道具を作って大切にしました。

時代によって形はさまざまです。縄文(じょうもん)時代には「土偶(どぐう)」という土の人形が作られ、安産や健康を祈りました。弥生(やよい)時代に稲作(いなさく)が始まると、豊作を祈るために青銅(せいどう)で作られた「銅鐸(どうたく)」などが登場しました。古墳(こふん)時代には、お墓の周りに「埴輪(はにわ)」が並べられ、亡くなった人を敬う儀式が行われました。

このように、祭器(さいき)は当時の人たちが何を大切に思い、どんな神さまを信じていたかを知るための大切なヒントになります。時代が進むと仏教(ぶっきょう)が伝わり、お寺で使われるきらびやかな仏具(ぶつぐ)なども、祭器(さいき)の一つとして大きな役割を持つようになりました。

ルラスタコラム

弥生時代の銅鐸は、最初は音を鳴らす「鈴」のような楽器として使われていましたが、時代が経つにつれてどんどん大きく、豪華になっていきました。最後には鳴らすためではなく、地面に置いてみんなで「見る」ための飾りになったといわれています。神さまへの祈りの形が変化していった証拠なのですね。

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