一般小学生
まとめ
【定義】 硫酸(りゅうさん)は、化学式 H2SO4 で表される無色・粘性のある不揮発性の強酸である。金属と反応して水素を発生させる性質を持ち、水に溶ける際に激しく発熱するため、希釈の際は必ず大量の水に硫酸を少しずつ加える必要がある。
まとめ
硫酸は強い酸性、脱水作用、吸湿性、酸化作用を持つ重要な化合物である。金属を溶かす性質があるが、水との溶解熱が非常に大きいため、取り扱いには厳重な注意を要する。
解説
硫酸は工業的に最も多く生産される化合物の一つであり、肥料や蓄電池の電解液など幅広く利用されている。希硫酸は強い酸性を示し、イオン化傾向が水素より大きい金属と反応して水素を発生させる。一方、濃硫酸は「熱濃硫酸」の状態では強い酸化作用を示し、銅や銀をも溶かすことができる。硫酸を水で薄める際、硫酸に水を加えると、水が急激に沸騰して硫酸とともに飛散し、非常に危険である。そのため、実験の際は必ず「大量の水が入った容器に、硫酸を壁面に伝わせて少しずつ加える」という手順を守らなければならない。また、濃硫酸には有機物から水素と酸素を水の形で奪い取る脱水作用があり、砂糖(スクロース)に濃硫酸をかけると黒い炭の塊になる反応が有名である。
小学生のみなさんへ
硫酸(りゅうさん)は、とても強い力を持った液体の仲間です。鉄などの金属を溶かしたり、ものから水分を吸い取ってボロボロにしたりする性質があります。特に気をつけなければならないのは、水と混ぜるときです。硫酸と水を混ぜると、急にとても熱くなって、周りの水が飛び散ることがあります。理科の実験で使うときは、絶対に自分だけで判断せず、先生の言うことをよく聞いて正しく扱うようにしましょう。
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