水銀

一般小学生

まとめ

小学生のみなさんへ

水銀(すいぎん)は、ふつうの温度(おんど)のときでも水(みず)のようにドロドロと流(なが)れる、とてもめずらしい金属(きんぞく)です。銀色(ぎんいろ)に光(ひか)って見(み)えるので、この名前(なまえ)がつきました。

奈良時代(ならじだい)に作(つく)られた「奈良(なら)の大仏(だいぶつ)」をピカピカの金色(きんいろ)にするためにも、水銀が使(つか)われました。当(とう)時の天皇(てんのう)だった聖武天皇(しょうむてんのう)は、世(よ)の中(なか)で続(つづ)く病気(びょうき)や悪(わる)いできごとを仏教(ぶっきょう)の力(ちから)でなくそうとして、大仏を作る命令(めいれい)を出(だ)しました。

大仏の表面(ひょうめん)に金(きん)をぬるために、金と水銀をまぜたものをぬってから火(ひ)であぶる鍍金(ときん)という技術(ぎじゅつ)が使われました。この大仏作りには、日本(にほん)各地(かくち)からたくさんの水銀が集(あつ)められ、延(の)べ260万人(まんにん)もの人びとが協力(きょうりょく)したと言(い)われています。

ルラスタコラム

水銀は、金(きん)を溶(と)かして「アマルガム」という合体(がったい)した金属を作(つく)る力(ちから)があります。大仏を金色にする作業(さぎょう)では、この不思議(ふしぎ)な力(ちから)が活(い)かされていたのですね。

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