極相(クライマックス)

一般小学生

まとめ

【定義】
植物群落の遷移(せんい)が進んだ結果、その地域の気候条件において、種構成などの全体的な状態がそれ以上大きく変化しない安定した状態に達すること。

極相遷移陰樹林

まとめ

植生遷移の最終段階であり、陰樹が優占する安定した森林(極相林)が形成される状態。

解説

植生が時間の経過とともに変化していく過程を遷移と呼ぶ。遷移の初期には日当たりの良い場所で育つ「陽樹」が優勢となるが、森林が発達して林内が暗くなると、日陰でも育つことができる「陰樹」が成長するようになる。最終的に、その土地の気候において最も適した、より安定した樹種の組み合わせに達した状態を「極相(クライマックス)」と定義する。日本の多くの地域では、最終的にスダジイやカシ、ブナなどの陰樹が主役となる陰樹林が極相となる。極相に達した森林(極相林)では、大木が倒れて林床に光が差し込む「ギャップ」が生じても、再び陰樹が育つことで、長期的にその構成が維持される仕組みになっている。

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