折れ曲がり

一般小学生

まとめ

【定義】 グラフの傾き(変化の割合)が急激に変化する点。化学分野の実験においては、酸と塩基の反応が過不足なく完了した「中和点」を指す指標として用いられる。

まとめ

グラフの連続的な変化の中で傾きが変わる地点を「折れ曲がり」と呼ぶ。中和滴定において、電流の変化や温度変化をプロットした際に現れるこの点は、反応の終点(中和点)を決定するための重要な根拠となる。

解説

中和反応の実験において、水溶液の性質の変化をグラフ化すると、特定のタイミングでグラフの線が折れ曲がることがある。例えば、水酸化バリウム水溶液に希硫酸を滴下していく実験では、水溶液中のイオンが減少するのに伴い電気伝導性が低下するが、中和点を過ぎると再びイオンが増加するため電気伝導性が上昇に転じる。この「減少から増加」へ転じるV字型の地点が折れ曲がりの点であり、ここが理論上の中和点となる。また、反応熱による温度変化を測定する場合も、最高温度に達して上昇が止まる地点が折れ曲がりとして現れる。視覚的な色の変化だけでは判断しにくい精密な中和反応の終点を、グラフ上の幾何学的な変化から特定できるのがこの手法の利点である。

小学生のみなさんへ

理科のじっけんで、酸(さん)とアルカリの液体をまぜ合わせるじっけんなどをしたときに、グラフの線のむきが急にかわる場所のことを「折れ曲がり(おれまがり)」といいます。この折れ曲がったところは、ちょうど反応(はんのう)が終わったしるしです。グラフをかくことで、じっけんの結果がどこで切りかわったのかを正しく見つけることができます。

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