地下深くの温度

一般小学生

まとめ

【定義】
地表付近とは異なり、太陽放射による日変化や季節変化の影響をほとんど受けず、1年を通して温度変化が極めて少ない地中の温度。

地学地温恒温層

まとめ

地下約10mから15m程度の深さに達すると、地表の気温変化の影響が及ばなくなり、その土地の年平均気温とほぼ等しい一定の温度(恒温)を示すようになる。

解説

地表付近の土壌温度は日射や外気温の影響を強く受けるが、土壌は熱を伝えにくいため、深くなるほど温度変化の幅(振幅)は小さくなり、変化の位相も遅れる。地下数十センチでは日変化が、地下数メートルでは季節変化が見られるが、地下約10m以深ではこれらの影響が無視できるほど小さくなる。この深さの層を恒温層と呼ぶ。

恒温層よりさらに深い場所では、地球内部からの熱(地殻熱流量)の影響が支配的となる。一般に地下深部へ進むほど温度は上昇し、この上昇率を地温勾配と呼ぶ。平均的には100m深くなるごとに温度は約3℃上昇する。この安定した地下温度は、地熱ヒートポンプなどの再生可能エネルギー利用においても重要な役割を果たしている。

地下深部の温度上昇 = 地表付近の平均気温 + (地温勾配 × 深さ)

小学生のみなさんへ

地面を深くほっていくと、太陽の光がとどかないため、1年中温度がほとんど変わらない場所があります。ここは、夏でもすずしく、冬でもあたたかく感じられます。だいたいその場所の1年間の平均気温と同じくらいの温度で安定しています。

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