合成ゴム

一般小学生

まとめ

【定義】 固体燃料ロケットにおいて、推進薬の燃料としての役割および、酸化剤などを固定する結合材(バインダー)の役割を果たす高分子化合物である。

合成ゴム固体燃料ロケット推進薬

まとめ

合成ゴムは、固体燃料ロケットの主要な燃料成分であると同時に、他の成分を一つに固めるバインダーの役割を果たす。

解説

合成ゴムは、原油などを原料として人工的に製造された弾性のある高分子化合物である。宇宙開発の分野では、末端水酸基ポリブタジエン(HTPB)などの合成ゴムが広く用いられている。固体燃料ロケットの推進薬は、この合成ゴムに粉末状の酸化剤(過塩素酸アンモニウムなど)や助燃剤を練り合わせて作られる。合成ゴムはそれ自体が燃焼してエネルギーを発生させる「燃料」としての機能と、脆い粉末成分をゴム状に繋ぎ止めて形状を維持する「バインダー(結合材)」としての機能を兼ね備えているのが特徴である。固体ロケットは液体ロケットに比べて構造がシンプルで、長期間の保存が可能という利点がある。

小学生のみなさんへ

ロケットを飛ばすために使われる「ゴム」の仲間だよ。みんなが知っているタイヤのゴムに似ているけれど、ロケット用の合成ゴムは、燃料として激しく燃えるための特別な工夫がされているんだ。このゴムの中に、燃えるのを助ける粉などをまぜて固めて使うよ。一度火がつくと最後まで燃え続ける力強い燃料なんだ。

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