一遍上人絵伝

一般小学生

まとめ

小学生のみなさんへ

一遍上人絵伝いっぺんしょうにんえでん」は、いまから700年以上も前の鎌倉時代かまくらじだいに作られた、とても有名な絵巻物です。一遍というお坊さんが、日本中を歩いてまわりながら、人々に仏教の教えを広めていく様子が描かれています。

この絵巻物のすごいところは、当時の人たちがどんなところで、どのように暮らしていたかが、写真のようにくわしく描かれていることです。たとえば、決まった日に開かれる「定期市ていきいち」という市場の様子では、お店に食べ物が並び、多くの人でにぎわっている場面があります。

当時の人たちは、畑をたがやすときに牛や馬を使ったり、米のほかに麦も作ったりする工夫をして、たくさんの食べ物を作れるようになりました。余った食べ物を市場で売買するようになり、中国から来たお金(宋銭そうせん)も使われるようになったのです。この絵巻物を見ることで、昔の日本がどのように発展はってんしていったかを知ることができます。

ルラスタコラム

広島県の「五日市」や三重県の「四日市」という名前を聞いたことはありますか?これらは鎌倉時代に市場が開かれていた日の名前が、そのまま地名になったものです。五日市は5のつく日、四日市は4のつく日に市場が開かれていたんですよ。みんなの住んでいる場所の近くにも、似たような地名があるかもしれませんね。

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