メルカトル図法

一般小学生

まとめ

小学生のみなさんへ

わたしたちがふだんよく見かける世界地図の多くは「メルカトル図法ずほう」という方法でかかれています。この地図の最大のとくちょうは、地図の上に引いた直線とタテの線(経線)の角度が、実際の地球上の角度と同じになることです。そのため、コンパスの指す向きをたよりに海をわたる船乗りにとって、目的地まで迷わず進める便利な海図として使われてきました。

しかし、この地図には「北や南のはしにいくほど、面積が実際よりも大きく引きのばされる」という弱点があります。丸い地球を無理やり四角い紙に広げているため、北極や南極に近い場所は、本当の大きさよりもずっと巨大にえが画かれてしまいます。例えば、地図で見るとグリーンランドはオーストラリアと同じくらいの大きさに見えますが、実際はオーストラリアの方が3倍以上も大きいのです。

ルラスタコラム

東京からアメリカのニューヨークへ飛行機でいくとき、地図をみると「ずっと東」にむかえばよさそうに見えます。でも、じつは「北東」のほうにむかって飛ぶのが、いちばん短い距離きょり(最短コース)になります。メルカトル図法で引いた直線は、角度は正しいけれど、最短の道ではないという不思議な性質があるのですね。

記事の内容に誤りがありますか?

⚠️ 修正を提案する