一般小学生
まとめ
【定義】
空気が移動する速さを指し、通常は地上10m以上の高さで測定された、観測時刻前10分間の平均値をいう。単位には「m/s(秒速メートル)」が用いられる。
まとめ
風速は風向・風力とともに気象観測の基本要素であり、10分間の平均移動距離から算出される。測定には風杯型や風車型風速計が用いられ、その値に基づき0から12までの風力階級が定義されている。また、熱帯低気圧の分類や危険半円の判断など、防災上の重要な指標としても機能する。
解説
気象観測における風速は、観測時刻前10分間に空気が移動した距離(m)を600(秒)で割った平均値として定義される。観測には、3つのカップが回転する風杯型風速計や、プロペラ状の風車型風速計が一般的に使用される。風の影響の強さを表すものとして「ビューフォート風力階級」があり、風力0(静穏)から風力12(台風など)まで、煙のなびき方や建物の被害状況といった自然現象に基づいて分類されている。
熱帯低気圧との関連では、最大風速が約33m/s以上に発達したものは発生地域により「ハリケーン」などの呼称で区別される。台風やハリケーンの進行方向右側は、移動速度と風速が重なるため「危険半円」と呼ばれ、特に風が強まる傾向がある。気象庁の基準では、風速15m/s以上を「強風域」、25m/s以上を「暴風域」と規定し、最大風速によって「強い」「非常に強い」「猛烈な」という強さの階級分けを行っている。
小学生のみなさんへ
風速(ふうそく)は、風がふく速さのことです。1秒間に風が何メートル進むかという「秒速(びょうそく)」で表します。風は、空気の重さ(気圧)のちがいによって生まれます。日本には、夏にやってくる台風や、冬にふく冷たい季節風など、時期によっていろいろな風がふきます。台風を空から見ると、真ん中の「目」に向かって、はん時計まわりにうずをまいているのがわかります。
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