風刺画

一般小学生

まとめ

小学生のみなさんへ

風刺画ふうしがとは、世の中のおかしいと思うことや、政治家せいじかの悪いところを、おもしろおかしく皮肉ひにくをこめてかいた絵のことです。ふつうの絵とちがって、わざと顔を大きくかいたり、動物にたとえたりして、見る人にメッセージを伝えます。

むかしの日本では、自由な意見を言うことがむずかしい時代がありました。そんなとき、人々は風刺画をかくことで「今の政治はおかしいぞ」という気持ちを表したのです。例えば、明治時代に日本の政府がムリに外国のマネをして、鹿鳴館ろくめいかんという場所でダンスパーティーを開いていたとき、それをバカにしているような絵がかかれたこともあります。

また、市川房枝いちかわふさえさんが「女性にも選挙に参加する権利を!」とうったえた「婦選ふせん」の運動のときも、世の中の様子を伝えるために使われました。ポツダム宣言せんげんという約束で日本が新しく生まれ変わるときも、軍国主義ぐんこくしゅぎをなくそうとする様子が絵にえがかれました。

ルラスタコラム

風刺画は、今の「マンガ」のルーツのひとつだと言われています。むかしのイギリスの雑誌から、日本ではおもしろい絵のことを「ポンチ絵」とよぶようになったこともあるんですよ。歴史の教科書にある絵をじっくり見ると、当時の人が何を考えていたかが見えてきます。

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