金印

一般小学生

まとめ

小学生のみなさんへ

金印(きんいん)は、いまから1900年ほど前の弥生時代(やよいじだい)に、中国(ちゅうごく)の皇帝(こうてい)から日本にあった「奴国(なこく)」という国の王さまに贈られた、純金(じゅんきん)でできたハンコです。

江戸時代(えどじだい)に、福岡県(ふくおかけん)の志賀島(しかのしま)という島で、農作業をしていた農民(のうみん)が偶然(ぐうぜん)見つけました。ハンコには「漢委奴国王(かんのわのなのこくおう)」という5つの漢字(かんじ)が彫られており、当時の日本が中国と交流(こうりゅう)していたことを示す、とても大切な宝物(たからもの)です。

この金印が見つかったことで、昔の中国の歴史書(れきししょ)に書かれていた「57年に倭(わ)の奴国が使いを送り、皇帝が印をさずけた」という内容(ないよう)が本当だったことが証明(しょうめい)されました。現在は国宝(こくほう)に指定されており、福岡市博物館(ふくおかしはくぶつかん)で見ることができます。

ルラスタコラム

金印の持ち手(つまみ)は、よく見ると「ヘビ」の形をしています。これを「蛇鈕(だちゅう)」と呼びます。当時の中国では、南の方にある国へ贈るハンコにはヘビの形を使うという決まりがあったため、日本は南にある国だと思われていたようです。

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