まとめ
【定義】
地球の中心から赤道までの距離のこと。約6378kmであり、地球の自転による遠心力の影響で、北極や南極方向の半径(極半径)よりもわずかに長くなっている。
学習の要点
- 重要語句:赤道半径、極半径、扁平(へんぺい)な球体、地軸の傾き
- 用語の意義:地球が完全な球体ではなく、赤道方向に膨らんだ回転楕円体であることを示す基礎的な数値である。
解説
地球の形状は完全な球ではなく、赤道半径が約6378km、極半径が約6357kmと、赤道側がわずかに膨らんだ「扁平な球体」である。この形状は、地球が自転することによって生じる遠心力が、赤道付近で最も強く働くために生じている。
地球が球体であることは、月食時に月面に投影される地球の影が円形であることや、遠方から近づいてくる船がマストの先端から順に見えることなどから証明される。地球の大きさは、特定の2地点間の緯度差と、その間の弧の距離の関係から算出可能である。例えば、緯度差が4度で距離が450km離れた2地点がある場合、360度(地球1周)の距離は40500kmと計算される。さらに、円周率を3と仮定した場合、直径は約13500km、赤道半径はその半分の約6750km(概算値)となる。
地球の構造は、気体からなる大気圏、液体からなる水圏、そして固体からなる岩石圏で構成されている。また、地球は公転面に対して地軸を23.4度(公転面自体からは66.6度)傾けた状態で自転しながら公転しており、これが季節の変化や様々な天体現象の基礎となっている。
補足
地球の形状をより正確に表すモデルを「地球楕円体」と呼ぶ。測地学では、この赤道半径と極半径の差を用いて、地球がどれだけ潰れているかを示す「扁平率」が算出される。
参照: 学習指導要領準拠資料
小学生のみなさんへ
赤道半径(せきどうはんけい)とは、地球の真ん中にある「赤道」から、地球の中心までの長さのことです。その距離は約6378kmあります。
地球はきれいな丸い形をしているように見えますが、実は自転している勢いで横に少しだけふくらんでいます。そのため、北極や南極を通るたての長さよりも、横にある赤道の長さの方が少しだけ長くなっています。
地球の大きさは、2つの場所の「緯度(いど)」という角度のちがいと、その場所どうしのきょりを使って計算することができます。例えば、角度が4度ちがう場所のきょりが450kmだとすると、地球をぐるっと1周した長さは4万500kmになります。
また、地球は少しななめに傾いた状態で、自分で回りながら(自転)、太陽のまわりを回っています(公転)。この傾きがあるおかげで、日本には四季という季節の変化があるのです。
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