親潮

一般小学生

まとめ

小学生のみなさんへ

親潮は、北の冷たい海から日本に向かって流れてくる、温度が低くて塩分の少ない海流のことです。千島列島ちしまれっとうに沿って流れてくるため、別名「千島海流ちしまかいりゅう」とも呼ばれます。

この海流には、プランクトンのえさになる窒素やリンなどの「栄養分えいようぶん」がたっぷり含まれています。そのためプランクトンがたくさん発生し、それを食べる魚もたくさん集まってきます。「魚たちを育てる親のような海流」という意味で、「親潮」という名前がつきました。

親潮は、南から流れてくる暖かい「黒潮」と、三陸沖(岩手県の東側の海)あたりでぶつかります。この場所は「潮目しおめ」と呼ばれ、冷たい海流の魚と暖かい海流の魚の両方がとれる、世界でも有数のゆたかな漁場になっています。

ただ、夏になると親潮の冷たい水の影響で「海霧うみぎり」という濃い霧が発生することがあります。この霧が「やませ」という冷たい風に乗って東北地方に流れてくると、太陽の光をさえぎり、お米などの成長をさまたげる「冷害」の原因にもなります。

ルラスタコラム

海の色を観察してみよう!南から来る「黒潮」は透明度が高く、深くて黒っぽい青色をしていますが、北から来る「親潮」はプランクトンが非常に多いため、少し緑がかった色をしています。海流によって海の色まで違うなんて、おもしろいですね。

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