蘭学

一般小学生

まとめ

小学生のみなさんへ

江戸時代に、オランダという国から日本に伝わったヨーロッパの新しい学問のことを蘭学らんがくといいます。当時の日本は、外国との交流を厳しく制限していましたが、オランダとは長崎の出島という場所で貿易を続けていました。そのため、オランダ語を使って西洋の医学や星の動き、地図を作る技術などを勉強するようになりました。

蘭学が広まるきっかけの一つは、8代将軍の徳川吉宗が「キリスト教に関係のない本なら、外国のものを読んでもいい」とルールをゆるめたことです。その後、杉田玄白すぎたげんぱくというお医者さんが、オランダ語の医学書を日本語に訳して『解体新書かいたいしんしょ』という本を出版しました。これによって、人間の体の仕組みが正しく知られるようになりました。

また、日本中を歩いて正確な地図を作った伊能忠敬いのうただたかも、蘭学から天体観測や測量の技術を学びました。蘭学は、のちの明治時代に日本が近代化するための大切な土台となったのです。

ルラスタコラム

杉田玄白たちが『解体新書』を翻訳したとき、実はオランダ語の辞書がほとんどありませんでした。「鼻」という言葉一つを訳すのにも、数日かかるほど大変な作業だったといわれています。彼らの情熱が、日本の医学を大きく進歩させたのですね。

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