満潮・干潮

一般小学生

まとめ

【定義】
月の引力や地球との公転運動などの影響により、海面の高さが周期的に変化する潮汐現象において、海面が最も高くなる状態を満潮、最も低くなる状態を干潮という。

学習の要点

  • 重要語句:潮汐現象、月の引力、南中時刻、公転周期
  • 用語の意義:天体の位置関係が地球上の物理現象(潮位)に与える影響を理解する指標となる。

解説

潮汐現象は、主に月の引力と、地球が月と共通の重心の周りを公転することによる遠心力が合わさった「起潮力」によって引き起こされる。月が地球の特定の地点に対して南中する際、その地点付近の海水が引き寄せられ海面が上昇する。

地球の自転速度に対し、月も地球の周りを公転しているため、地球上の同一地点で月が再び南中するまでの時間は、地球の自転周期である24時間よりも約50分長くなる。このため、満潮や干潮の時刻も毎日約50分ずつ遅れていくという規則性が生じる。

天体の公転運動は、月や太陽の見え方だけでなく、地球上の海面変動にも直結している。太陽・月・地球が一直線上に並ぶ新月や満月の時期には、太陽の引力も加わることで潮位の差が最大となる「大潮」が発生する。このように、潮汐は天体の位置関係を把握する上で極めて重要な現象である。

補足
満潮と干潮は通常1日に約2回ずつ繰り返される。これは地球の反対側でも同様に起潮力が働くためである。また、地形や海流の影響により、場所によって干満の差の大きさや時刻には違いが生じる。

小学生のみなさんへ

海の水位(高さ)が一番高くなることを「満潮(まんちょう)」、一番低くなることを「干潮(かんちょう)」といいます。これは、月の引力(引きつける力)によって海の水が引っぱられることで起こる現象です。

月は地球のまわりを回っているため、月が真上に来る時間は毎日少しずつ遅れていきます。そのため、満潮や干潮の時刻も、毎日およそ50分ずつ遅くなっていくという決まりがあります。

太陽と月と地球が一直線にならぶとき(新月や満月のとき)は、水の高さの変化がとても大きくなります。月の形や動きと、海のようすには深い関係があるのです。

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