一般小学生
まとめ
小学生のみなさんへ
「油かす」とは、菜種(なたね)や綿(わた)の実、ごまなどから油をしぼったあとに残る「しぼりかす」のことです。江戸時代に、作物をよく育てるための肥料として広く使われました。
江戸時代より前は、自分たちで草をかり、それを燃やして灰にしたりして肥料を作っていました。しかし、油かすはお店でお金を払って買うもので、使ったあとにすぐ効果が出る便利な「金肥(きんぴ)」と呼ばれて人気になりました。特に関西の方では、高く売れる綿(わた)を育てるためにたくさん使われました。
肥料を買うためにはお金が必要です。そのため、農家の人たちは肥料代をかせぐために、育てた野菜や綿を売ってお金を作るようになりました。こうして、村の中でもお金を使う経済の仕組みが広がっていくことになったのです。
ルラスタコラム
油かすのほかに、イワシを干して作った「干鰯(ほしか)」という肥料も有名でした。昔の人たちは、魚や植物のしぼりかすなど、身近なものをリサイクルして、おいしいお米や野菜をたくさん作る工夫をしていたのですね。
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